フラワースタンドイラスト担当カリンの話〜LAWSON presents TrySail Live Tour 2023 Special Edition"Super Blooooom" 幕張公演〜
2023年9月30日(土)・10月1日(日)に行われた「LAWSON presents TrySail Live Tour 2023 "Super Blooooom”幕張公演」にて、青P さん(@hinamomosail)主催の麻倉ももさんん宛のフラワースタンドイラストを担当させていただいたカリンです。
【本企画ツイプラ】
企画にご参加いただいた54名のみなさま、ご協力ありがとうございました✨また会場やツイッターでお花を見てくださったみなさまもありがとうございます。
【はじめに】
本ブログでは、これまでと同様にフラスタの未公開のラフの紹介、完成原稿へ至るまでのイラスト担当サイドのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
青Pさんサイドはご本人Twitterへ
TrySail Live Tour 2023 Special Edition "SuperBlooooom"
— 青P (@hinamomosail) 2023年9月30日
にて麻倉ももさん宛にフラワースタンドを贈らせていただきました
「Flower」をモチーフに麻倉さんの想いや皆さんの想いが溢れ出て色づくようなデザインにさせていただきました… pic.twitter.com/RfXSt1y6gI
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【1、事の発端】
前回 SBツアー横浜公演へお花をお贈りした後、ありがたいことに「千秋楽もまたぜひ!」ということで青Pさんからお声がけいただきました。
当初は「flowerモチーフにTrySail3人宛に贈るかも…?」とご相談いただき、3人へのフラスタ絵は今まで担当したことがなかったので絵を描く人数の分量的にどきどきしていたのですが、後日「やっぱりいつも通り麻倉さん宛にします。」とご連絡をいただいてちょっぴりほっと安堵したことを覚えています。
もしもいつか3人への企画でどなたかにお声をかけていただくことがあれば挑戦してみたいですね…!
【2、フラスタができるまで】
今回は『flower』という楽曲をテーマに、原点に立ち戻って”1枚絵で魅せるフラワースタンド”ということに重点を置きました。
これまでの青Pさんとのフラスタを見てくださっている方はなんとなくお気づきかもしれませんが、比較的ももちゃんの人数が多いフラスタほどカリン側からアイディアを提案していったお花が多く、キャラ数が少ないほど青Pさんの譲れない部分が色濃く反映されたフラスタだったりします。
私は依頼をお受けする際に発注された絵以外にも、並行して自分が描きたい絵の打診も行うことがあるのでそれが採用されることもあればボツになることもある、ということがこれまでのお花でも見えてくるかと思います。
今回もちょうど描いてみたい構図があったのですが、青Pさんのイメージしている『flower』はファンとまっすぐ向き合う構図で、私が提出したももちゃんは自身の心と向き合い、芽生えた好きの感情を愛おしむ構図で正反対のイメージだったためお蔵入りとなりました。
このワンクッションを挟むことで、同じ曲でも人によって見えている景色や受ける感情が異なることを再認識でき、より依頼者の表現したい中核へ触れることができるためボツ案が生まれることも大事な工程だと思っています。
<人物ラフ>
1枚絵を大切にしたいフラスタということで、青Pさんからお花を含むフラスタ全体の構成ラフを出す前に人物単体ラフを出して欲しいと要望がありました。
<青Pさんからの修正内容>
●事前に左手を前に出すよう指示を受けていましたが、『flower』の”ずっとずっと大好きだよ”の振り付けに合わせて右手を差し伸べる構図へ変更。
●絵の中心軸が垂直すぎるので若干首を傾げる。
●ママ味がつよいので、"愛"というよりも"恋"してる表情にしたいため初回ラフより目を開いて無邪気な少女感を出す。
ー
少女漫画などの心情描写で恋に落ちる瞬間に謎の風がぶわぁっと吹き抜ける様子を元に、髪は好きなだけなびかせてほしいとリクエストされていたのでいつもより多めに気合を入れて髪の毛なびかせています。
<最終構成>
全体構成はももちゃんの中(スカート部分)から溢れた想い(花)が広がっていくような構図にしました。
スカート部分にお花を配置する構成も、参加者パネルを花びらにするのも、ピンクを主体としたお花の色合いも、元々は2020年のAgapanthusツアーフラスタで贈ろうとしていた3基のフラスタのアイディアたちだったので、当時中止となりお贈りできなかった時の想いを集結させてやっとお花にのせて届けることができました。
毎回 青Pさんの伝えたい想いが明確なフラスタの場合に必ずお聞きする質問があります。
それは「この絵のももちゃんはなんて言ってますか?」とセリフを設定してもらうことです。今回は『flower』歌詞内の「照れくさいけど 大好きだから」。
想いを伝える前の大好きの「だ」と、言い切った後の文末だからの「ら」のどちらも母音が「あ」で同じなので、受け取った人の解釈によって前か後かどちらとも取れる「あ」のお口の形にしています。
<ご参加者パネル>
ご参加者のみなさまのお名前は、『flower 』の歌詞の”舞い上がる心はもう花びらみたいです”を象徴する花びらに記載させていただきました。(今回は花びらパネルのみ青Pさんが1枚ずつ手切りをしてくださいました。)
<宛名パネル>
深夜に青Pさんから「心のリボンがほどけかけてゆるんだ時に、大好きという想いが溢れ出す」といったポエムをいただいたので、その案を宛名部分に反映しゆるめのリボンにしました。
【3、フラワースタンド】
【4、さいごに〜感謝のことば〜】
お花屋さんのエリ花工房さま。
横浜公演に引き続き快くお受けくださり、感謝申し上げます。
淡くふわふわピンクな色合いのお花たちがとてもかわいくて、わぁ…!と思わず声が出るほどきれいでした。
花びらパネルとの色合いもマッチするようにご配慮くださったおかげで統一感がでて、エリ花さんの優しいお花たちと私の絵が共存している光景を見られてとても幸せです。
エリ花さんがお花で表現してくださる麻倉ももさんから、また自分の描きたい麻倉さんのインスピレーションが浮かんでくるようなすてきなお花をありがとうございました。
お声をかけてくださった青Pさん。
イラストを描かせてくださりありがとうございました。今回は青Pさんが「最初からはっきりとフラスタで伝えたい表情の麻倉ももさんが自分の中ですでにできている。」とおっしゃっていたので、その想いを表現しようと何度もヒアリングして同じ質問を繰り返して大切にしている部分を探っていきました。現地でお花を見て「思っていた通りのお花に合っている表情だった。」と言ってもらえて依頼者から1番聞きたいお言葉をもらえて心がじーんとしました。
2019年のTrySail3rdツアー千秋楽へのフラスタでイラストを描かせていただいた際に、「あなたが選んだ絵師はもっともっと ももちゃんを好きになって、もっともっと上手くなります。」と宣言してから早4年。あの時の私に描けるめいいっぱいかわいいももちゃんを見返すと、今の私なら絶対もっともっとかわいく描ける自信がある!と胸をはってお伝えできます。
当時や今しか描けない絵があるのはもちろんとして、"もう一歩"とあゆみを止めることなくこの先ももっともっと前へと進んでいけたらいいなと思っています。私の絵でお力になれることがありましたら、ぜひまたお声をかけてください!
企画にご参加くださったみなさま。
企画にご参加くださった54名の方々、本当にありがとうございました。
いつもご参加くださっている方、おひさしぶりの方、はじめましての方、現地に参加される方、遠くから応援してくださっている方…そんないろんな方の心の花びらが集まって、ひとつのお花として想いをかたちにすることができて感謝の限りです。
また今回のお花で 「麻倉ももさんが好き、TrySailが好き、ライブが好き、お花が好き、曲が好き、絵が好き etc…」といった"いろんな形の好き"をきっかけに集まった54人全員分の想いを届けることができていたらいいなと思っています。
参加者パネルの花びらがぱっと見だと本物のお花と見間違えるほど遜色なくフラスタにとけこんでいてお名前が探しづらくお手数おかけします。現地で「名前あった〜!」と見つけて喜んでくださっている様子をお見かけしてほっとしていました。ブログでは全員分のお名前が確認できるように多方向から撮影した画像を載せているので、もし「見つけられない…」などございましたらお気軽にご一報ください一緒に探しましょう!
お花を見てくださった方々へ。
お写真を撮ってくださったり、ご感想を送ってくださった方々ありがとうございます。ひとつひとつとてもうれしく何度も見返しています!
中には「現地ではじめてフラスタを見ました。」と教えてくださる方もいらっしゃって、ロビーにふわっとお花の香りがただよってきた瞬間にもどってきたんだぁと心があたたかくなりました。
今回はライブ1日目のみの参加だったため、もしブログを読んでくださっている中に「お写真撮ったよ〜」という方がいらっしゃいましたら、企画へのご参加問わずお気軽にカリンまでリプやDM、ツイートなどでおしらせいただけますとありがたいです。(サーチ漏れしていることもあるので、ぜひ一声くださいませ…!)
そして、ご出演された麻倉ももさんへ
改めまして TrySail 5thツアー完走おめでとうございます&おつかれさまでした。
当初『はなれない距離』が聴きたくて参加したツアーでもあったので、幕張公演でのはなれない距離⇨flowerの流れが印象的でした。
『はなれない距離』で"大好き"とこんなにもたくさん近くでささやかれて"どんなはなれても近くにいれるよ"からの、『flower』で"会いたいがとまんなくて"とつづくのが心に響きました。心の距離がはなれたり近づいたりを行ったり来たりを繰り返す様子が、さながら寄せては返す波のようで感情が揺さぶられました。
髪型もかわいくて、初めてシュワワも聴けたのでライブでの好きだったところをあげはじめるとキリがないくらい幸せな時間をありがとうございました。
お花みたいに満開な笑顔をたくさん見せにきてくれてありがとう。
ずっとずっと、大好きだよ。
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
今年も残すところ3ヶ月ですが、年内に関西へ引っ越し予定でして…今年はばたばたと引き続きネットからちょっぴり離れた2023年となりそうです。
▽同ツアー横浜公演のフラスタブログはこちら
おしまい
フラワースタンドイラスト担当カリンの話〜LAWSON presents TrySail Live Tour 2023 "SuperBloom" 〜
2023年8月12日(土)・8月13日(日)に行われた「LAWSON presents TrySail Live Tour 2023 "SuperBloom”」にて青P さん(@hinamomosail)主催の麻倉ももさんん宛のフラワースタンドイラストを担当させていただいたカリンです。
【本企画ツイプラ】
企画にご参加いただいた総勢37名のみなさま、会場やツイッターでお花を見てくださったみなさま、ありがとうございました✨
【はじめに】
本ブログでは、これまでと同様にフラスタの未公開のラフの紹介、完成原稿へ至るまでのイラスト担当サイドのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
青Pさんサイドはご本人Twitterへ
TrySailツアー「Super Bloom」横浜公演にて麻倉ももさん宛にフラワースタンドを贈らせていただきました
— 青P (@hinamomosail) 2023年8月12日
1stツアー「Piacere」への感謝を込めて
eclatanteをベースにアクアバルーン・SD・電飾も使ってライブで自由に音楽を楽しむ麻倉さんを様々な形で表現したフラスタです… pic.twitter.com/QmbWv2kFra
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【1、事の発端】
今回はOdyssey 3thツアーぶりのTrySailイベントへのフラスタで、さかのぼると前回から4年も経っていてびっくりですね…。
当時も麻倉ももさん宛へツアー初回公演と最終公演に2つのフラスタのイラストを描かせていただいていました。
この時はTrySailとソロの麻倉さんを描き、2つの視点から形にしていったのですが
今回はフラスタを贈ることができなかった昨年のツアーPiacere!を題材に、ありがとうとおつかれさまの気持ちをこめてソロ活動へ焦点を当てたものとなりました。
【2、フラスタができるまで】
もともと6月時点では、アニサマへご出演される麻倉ももさん宛に『ピンキーフック』と『満開スケジュール』をイメージしたフラスタをお贈りする想定で動いていました。
しかし7月に入ったあたりで、都合により急遽TrySailツアー横浜公演へのフラスタに変更となった経緯がありました。
もともと考えていたアニサマフラスタをスライドさせることも考えたのですが、夏らしさ全開のコンセプトだったこともあり、横浜公演に贈るお花なら…と1から再考することになりました。
<初期ラフ>
Piacere!に焦点を当てた時に真っ先に出てきたのが、『eclatante』の落ちサビのシャボン玉が浮かぶ光景でした。
このシャボン玉が、Agapanthusツアーの時からやってみたいと思っていたアクアバルーンのイメージと重なり初のバルーンにチャレンジすることになりました。
<最終構成>
メインの真ん中で指揮を振るももちゃんが自由に音とたわむれながら、ツアーでまわった各地方のカラーのお花が入ったバルーンを眺めて、あんなこと こんなことがあったよねと思い出をめぐらせるような配置にしました。
盛り盛りにしていた小物類を青Pさんが取り除き、3案出していた髪型も編み込み・ポニーテール・ハーフツインから大阪DAY1ツアー初日公演のハーフツインが採用されました。
メインの子をとびきりかわいく見せたかったので、表情差分案もお出しして検討しました。
<SD>
SDは当初お花とともにバルーン内に入れるのが難しいとお聞きしていたのですが、当日しっかりシャボン玉の中にSDちゃんたちがいて驚きました。
SDも各公演の髪型やセットリスト内の曲を取り入れたももちゃんたちになりました。
●大阪DAY2×ネムイケド
●福岡×ユメシンデレラ
●名古屋×満開スケジュール
●渋谷DAY1×ピンキーフック
●渋谷DAY2×ふたりシグナル
※渋谷DAY2のみ『ふたりシグナル』の振付をMCでレクチャーしてくれたので、歌唱時は1着目衣装ですがMC時の2着目で描いています。
●中野DAY1×シュークリーム
●中野DAY2×Run for you
<ご参加者パネル>
37名のご参加者のみなさまのお名前は音符に記載させていただきました。
小ネタになりますが、鍵盤の白鍵の数をシュワワ!までの麻倉さんソロ曲の数に合わせています。1曲1曲の音がそれぞれ違ってみんないい、自由に音楽を楽しめるよう願いを込めて。
【3、フラワースタンド】
今回は私のスケジュールが合わず、現地へ参加して実際にお花を見ることは叶わなかったのですが、ありがたいことにたくさんの方がお写真や動画を送ってくださったおかげで、たくさんお花を見ることができ本当にありがとうございました…!
静止画だと伝わらずもどかしいのですが、今回電飾もつけてもらっていてやさしくふわぁっと光が灯っていたようです💡
パロ絵らくがきするくらいeclatante額縁演出がすきで、今回のフラスタではラフ段階で額縁消去したのでこちらも供養
【4、さいごに〜感謝のことば〜】
お花屋さんのエリ花工房さま。
今回もふわふわでキラキラなすてきなお花をありがとうございました。SDパネルを球体の中に入れるのも、こちらの希望を叶えてくださり頭が下がります…!
想定していたよりもずっと時間がかかってしまい、ぎりぎりのパネル納品になってしまいご迷惑をおかけしました。
今回はバルーンや電飾の使用などこれまでと異なる装飾で、ぐっと表現の選択肢が増えたお花になりました。
お声をかけてくださった青Pさん。
今回もイラストを描かせてくださりありがとうございました。
なんと青Pさんとのフラスタで、SD含め私が今まで描いたももちゃんがちょうど50人を突破しました!いつもたくさん描いてしまって…バランスに頭を悩ませながらも描いた絵は全て配置するようご調整してくださること、感謝しています。
やっとフラスタをあたりまえに贈れる状態になり、ここまで長い間もどかしい日々が続きましたね。
また青Pさんの贈りたい時に贈りたい想いを届けるお手伝いが私の絵でできるとしあわせです。
企画にご参加くださった皆さま。
企画にご参加くださった37名の方々、本当に本当にありがとうございます。
私がPiacere!で見てきた麻倉さんをしっかり表現できていたでしょうか…。
私自身大阪と渋谷の4公演のみ参加だったため 他公演は想いを巡らして描いている部分も多かったのですが、みなさまのそれぞれの思い出と重なって、あのしあわせな瞬間をに想いを馳せていただけていたら幸いです。
またお花を見て、「また次も参加したい。一緒にお祝いの気持ちをお贈りしたい。」と思ってくださっているとしたら、それ以上のことはないくらいにとてつもなく嬉しいです。
お花を見てくださった方々へ。
お写真を撮ってくださったり、ご感想をお送りくださりありがとうございます。
先述の通り、横浜公演不参加のためもしブログを読んでくださっている中に「お写真撮ったよ〜」という方がいらっしゃいましたら、企画への参加問わずお気軽にカリンまでリプやDM、ツイートなどでお見せいただけますとありがたいです。
そして、ご出演された麻倉ももさんへ。
改めてPiacere!ツアー完走おめでとうございます&おつかれさまでした。しあわせな時間をありがとうございました。ありったけの感謝の気持ちを絵にこめました。
先日のTrySailツアー埼玉公演ソロコーナーの『ピンキーフック』で、客席にマイクを向けて耳に手をあててにこにこでコールを促している姿が印象的で
それと同時に、「ここってコールなんだ?!」という驚きと新鮮さを感じたことを鮮明に覚えています。
また次のソロライブが行われる際は、Piacere!で披露された時とは異なるアプローチになる曲も出てくるのかなとその日を心待ちにしております。
新曲『シュワワ!』もたかたかツインテールのビジュアルがかわいくて、スマドロぶりのダンスシーンが入ったMVも心がおどりました。ライブで直接聴ける日が楽しみです。
そして、まだまだ続くTrySailのツアーが、よい旅となりますように。
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
今回の横浜公演は同会場のパシフィコで「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」が開催されていたようで、毎年配信で見ていた画面の向こうでやってる大会が国内でやっていると思うとふしぎな気持ちです。
ポケモンは 「LEGENDS アルセウス」でひどい3Dゲーム酔いをして、御三家をもらうところまですらたどりつけなかったのがショックすぎて、スカバイもプレイできず…
毎週欠かさず視聴していたアニポケもサトシロスから立ち直れず…のコンボで少しはなれていたのですが…
7月からポケモンスリープをはじめました!
リサーチャーコード:5619-7212-6944
日々の睡眠、おわっています。
ポケスリを始めるまで、自分のことを”毎日10時間以上寝ている睡眠モンスター”だと信じて疑っていなかったのですが、とんだ脳のバグでした。(こんな現実知りたくなかった)
ゆるりと絵を描きながら、しばらく睡眠改善に努めます。また、夢で逢いましょう!
おしまい
フラワースタンドイラスト担当カリンの話~「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」スペシャルサニーパーティー~
2022年10月30日(日)に行われた「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」スペシャルサニーパーティーにて
青P さん(@hinamomosail)主催の麻倉ももさん&瀬戸口雛ちゃん宛のフラスタイラストを担当させていただいたカリンです。
10/30の「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」スペシャルサニーパーティーにて、青P さん(@hinamomosail)主催の麻倉ももさん&瀬戸口雛ちゃん宛のフラスタイラストを描きました🌷
— カリン* (@nn_ri_ka_) 2022年10月30日
雛ちゃんとももちゃんへこれまでのありがとうの気持ちを込めて💌 #ハニワ美術部 pic.twitter.com/jAPtGMQY8P
【本企画ツイプラ】
最初に企画にご参加いただいた38名のみなさま、会場やツイッターでお花を見てくださったみなさま、ありがとうございました✨
今回は3年ぶりのフラスタかつ、これまで送ってきたフラスタの中でダントツの超特急納期スケジュールでした。
イラスト納品までの10日間を追いながら、お花ができるまでの過程にお付き合いいただければ幸いです。
【はじめに】
本ブログでは、これまでと同様にフラスタの未公開のラフの紹介、完成原稿へ至るまでのイラスト担当サイドのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
青Pさんサイドはご本人Twitterへ
「ヒロインたるもの!~嫌われヒロインと内緒のお仕事~」 スペシャルサニーパーティーにて
— 青P (@hinamomosail) 2022年10月30日
瀬戸口雛役麻倉もも様へフラスタを贈らせていただきました
麻倉さんとの出会いのきっかけであるHoneyWorksと雛ちゃんへありがとうと好きを詰め込んだフラスタです
みなさんが喜んでくれたら幸いです pic.twitter.com/18mo1dkaKL
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【イラストサイドの10日間】
<1 日目>10/15(土)
前日朝4時まで麻倉ももさんのライブツアーPiacere 大阪のイラストレポを描いていた影響で、その日は「しっかり休んでゆっくりしようデー」でした。
【麻倉もも #Piacere ツアー ライブ レポ 大阪① 】
— カリン* (@nn_ri_ka_) 2022年10月9日
DAY1とDAY2ごちゃまぜもちょレポ前編(o・∇・o)੭🍑🎤
お衣装はよく見えなかった部分も多いのでふんわり雰囲気、ライブ衣装展いつまでも待ってます୨୧
⚠️ネタバレ注意 #麻倉もも pic.twitter.com/L1wJkROz2c
【麻倉もも #Piacere ツアー ライブ レポ 大阪 ② 】
— カリン* (@nn_ri_ka_) 2022年10月14日
DAY1とDAY2まぜこぜもちょレポ後編(o・∇・o)੭🍑🎤
いつの日か本当にスカートの裾をひらめかせているももちゃんが見れますように👏👟✈︎
⸜ ↓前半レポはリプ欄に掲載↓ ⸝
#麻倉もも pic.twitter.com/ygnXflhZ9A
この日は4 年ぶりのニコニコ超パーティー開催ということで。自宅で5時間にも及ぶライブ配信を見ていました。
日ごろから麻倉ももさんの絵を描きつつ、初音ミクちゃんのライブに参加しまくる言動不一致オタクなので…、もちろんトリのボカロライブがその日の大本命でした。
DAY1の出演者順は、可憐なアイボリー⇨チコハニ⇨ボカロで、ちょうどハニワ曲が披露されているその時でした。
オイオイオイオイ事前に問い合わせとけば良かったぁ😭😭😭😭😭😭😭 pic.twitter.com/CRLlK9nBy1
— 青P (@hinamomosail) 2022年10月15日
えっサニパフラスタ送れるの?!??
麻倉ももさんのAgapanthusツアーでフラスタが送れなくなってから、3 年ぶりの現地フラスタ。
前々からいつか贈りたいねと話していた瀬戸口雛ちゃんへのフラスタ。
絶対に贈りたい!!!!
この後すぐに企画者の青Pさんと通話で大まかなテーマを話し合い、
青Pさんも私もお互いに瀬戸口雛ちゃんから麻倉ももさんの活動を追い始めたこともあり、メインの雛ちゃんは『今好きになる。』の振り付けポーズをしてもらおうと決まりラフを初日のうちに仕上げました。
花壇を雛ちゃんの前に置く配置で、チューリップとSDたちでこれまでの各楽曲の雛ちゃんを周りに配置することをざっくり決りました。
<2 日目>メイン絵
〆切がキツいフラスタの時にまず何からやらねばならないのか…、私は身をもってよく知っています。
それは絶対に無いと困るパネルの絵から描くことです!!
※詳しくは納期ぎりぎりMR05くだもも辞典フラスタブログへ
今回で言うとメインの雛ちゃん、宛名のプランター、参加者記載のジョウロの3つのパネルにあたります。
デザイン上、最悪SD はいなくてもこの3 つさえ揃っていればフラワースタンドとしての形は保てるので、まずはメインの雛ちゃんから着手し始めました。
直前のツアーライブレポで38人のももちゃんを描いていたおかげで筆がよく走り、その日中にメインの雛ちゃん・宛名プランター・参加者記載のジョウロのイラストの全てを描き終えることができました。
宛名パネルは最初は「瀬戸口雛役麻倉ももさま」と表記指定で青Pさんからいただいていたのですが、どうしても大好きな雛ちゃんにもお花を贈りたくて、「瀬戸口雛さま&麻倉ももさま」に表記変更したいとわがままをきいてもらいました。
<3日目~7日目>SDラフ・線画
平日は夜21時頃からの作業になるため、SDイラストは平日中に線画まで終わらせて土日で塗れるよう進めていきました。
いつもSDは青Pさんからリテイクは入れないと事前に約束され、ほぼ私の裁量で一発描きで進行しているのですが…
〈ラフ一稿目〉
〈ラフ2稿目〉
花赤、選んでくれて、ももちゃんのSDラフを修正
ラフが2パターン存在するということはそういうことでーす👊💥(ドンパチ)
<8日目・9日目>SD色塗り
雛ちゃんといえばチューリップ🌷
季節柄チューリップを生花でフラスタとして贈ることは厳しいと考え、イラストで表現することにしました。
チューリップの全般的な花言葉は「思いやり」ですが、色によって花言葉が異なるそうで、SD振り分けは以下の通りです。
【テレカクシ思春期×オレンジ(花言葉:照れ屋)】
【今好きになる。×ピンク(花言葉:愛の芽生え)】
【花に赤い糸×赤(花言葉:愛の告白、真実の愛)】
【センパイ。×白(花言葉:失われた愛)】
【大嫌いなはずだった。×イエロー(花言葉:望みのない恋)】
【選んでくれてありがとう。×パープル(花言葉:不滅の愛)】
麻倉さんのSDは好き瞬にでてきた雛ちゃんのお手紙と共に。
またバラと同じくプレゼントする本数によっても意味合いが異なるようで、せっかくなので色も数も意識してみました。
宛名パネルも含めて雛ちゃんの周りにあるチューリップの数は9本、意味は「いつまでも一緒にいてください」。
フラスタ参加者のジョウロにささっているチューリップは8本、意味は「思いやりに感謝します」。
私たちから雛ちゃんとももちゃんへ感謝を込めて。
<10日目>パネル作り
今回もいつも通りカリンお手製パネルです。
いつも贈るお花の色がピンクや水色が多く黄色は初めてだったこともあり色味調整に5時間ぐらいかかってしまったのですが、今回もお花に合うようなパネルが出せたと思います!
次の日朝イチでパネルを発送し、期日通りに青Pさんとお花屋さんへバトンタッチできました🙌
<ライブ当日>
お花屋さんの計らいで、プランター付近にチューリップも!
時期的に厳しいと思い特にこちらからはオーダーしていなかったので頭が下がります…他にも普段は花壇で見ることの多いパンジーなどのお花がフラスタで使用されているのが新鮮でした。
【最後に〜感謝のことば〜】
お花屋さんのエリ花工房さん。
急なご依頼にも関わらず快くお引き受けくださったり、届いたパネルの絵を実際に見てからお花を選定くださったりといつも細やかなご対応ありがとうございます。
「絵を見て優しい黄色のトルコ桔梗を用いてアレンジしようと決めました」といただき、私の創作物が誰かの創作物のインスピレーションになりうることを再確認でき、フラスタはみんなで作っているんだ!と心が躍りました。
昨年、麻倉ももさんのソロデビュー5周年に青Pさんがブーケをご依頼しはじめて直接ご挨拶させてもらった時の「また会場にお花を贈れるようになったら、変わらずエリ花さんと青さんと私の3人で…!」というお話が実現して嬉しかったです。
今回も心のこもった素敵なお花をありがとうございました。
私にお声掛けくださった青Pさん。
今回は半ば強引に私からリプしてしまったのですが…、また絵を描かせてくださりありがとうございました。
いつものももちゃんオンリーに贈るフラスタとは雰囲気が微妙に異なり、お互いの雛ちゃんへの想いが熱くて重くて…
どちらも譲らずバチバチしつつも歩み寄れたおかげで、私が描けるめいいっぱいかわいい雛ちゃんを表現できたと思いいます。
また次のフラスタは…と未来のお話しをできる状況に戻ってきつつある今も、こうして3年前と変わらずあなたとお花が贈れる喜びを噛みしめています。
Agapanthusで出せなかったお花の案たちもいつか日の目を見れますように…!
フラスタにご参加くださった方々。
38名のお力添えのおかげで、麻倉さんと瀬戸口雛ちゃんへとお祝いと感謝のお花をお贈りすることができました。
期日が短いこともあり、最初はツイプラで参加者を募らずに贈ろうとしていたのですが…3年ぶりだったにも関わらずおひさしぶりの方もはじめましての方もご参加いただき大変ありがたかったです。
感想やお写真のツイートもとても嬉しいです!
もし「また次も」と思ってくださっていたら幸いです。
また当日フラスタを見てくださった方々。
ひさしぶりにフラスタがずらっと並んでいるのをみんなが笑顔で眺めている様子を目にして、心がぽかぽかとあったかくなりました。
お花の前でかわいいと声に出してくれたり、カメラを向けてくれてありがとうございました。ライブ参加の思い出の一つになっていれば幸いです。
たくさんの人に見ていただいて、お花がお花として幸せそうな様を皆さんのおかげでまた見ることができました。
そして、ご出演された麻倉ももさん。
ライブご出演お疲れ様でした。
ももちゃんとのはじめましてはハニワ2ndアルバムで、
その時は「お名前がかわいい人だな〜」という第一印象のみでした。
でも『今好きになる。』を再生した瞬間、何もかも変わってしまって。
それまで3次元の推しがいなかった私にとって大切な出会いになりました。
雛ちゃんを演じている時の慈愛に満ちた表情のももちゃんが好きです。
今日も歌っている時ににこにこだったので、こちらも自然と笑顔になっていました。
花を咲かせてくれてありがとう。
ももちゃんが瀬戸口雛ちゃんのCVでよかったです。
今日もたくさんのありがとうをありがとう。
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【瀬戸口雛ちゃんとの出会い】
2014年11月26日。
HoneyWorks2ndアルバム『僕じゃダメですか?〜「告白実行委員会」キャラクターソング集〜』の発売日。
その当時、病気がちな高校生だった私は病院が近い場所で生活を送れるように、両親にアパートを借りてもらい1人暮らしをしていました。
とはいえ行動範囲はアパート・病院・学校の間のちいさな世界でした。
体調面からほとんど学校に行けておらず、通院がない日は1日中ベッドから見える窓の外の雲が流れていくのを延々と眺めていたり
調子良く通学できても1限から放課後までは体力が持たず、保健室のベッドで横になってスマホアプリあんさんぶるガールズ!!を延々とプレイしていたり
実際に元気に通学できていたのは高校生活の1/3ほどで、通常思い描く青春とは少し遠くの方にいました。
そんな中でも中学時代からお付き合いしている好きな人がいたので、
ハニワの曲を聴いてはきゅんきゅんして早く体調が元通り元気になってハニワみたいな学校生活を送りたいなと夢見るボカロ好きの高校生でした。
でもそんな夢は全然叶わなくて。
私に問題がありすぎたので当たり前なのですが…、普通の男子高校生にとって学校を長期的に休む病弱な彼女は重すぎてフラれて当然なんですよね。
そうして小学校時代からの8年間の初恋が終わってしまったのが2014年の11月初旬ごろで、奇しくもその好きだった人の誕生日がハニワ2ndアルバムの発売日11月26日だったのです。
ハニワ1stアルバムも既に購入していてもちろん2ndアルバムも買う予定でしたが、誕生日を思い出さなくていいようにハニワの思い出で埋めたくて…
当時四国だと本やCD等の発売日は大抵2日〜3日遅れで入荷するのですが、近所の本屋さんで「どうしても発売日にCDを手に入れたいんです…!」と頼み込んで首都圏の発売日と同じ日に入れてもらったのをとても鮮明に覚えています。
そのアルバム収録曲の中の1曲、『今好きになる。』はもともと初音ミクちゃん歌唱のハニワ曲として好きな曲でした。
またアルバム発売前にハニワメンバーが「声優さんは雛の声が1番しっくりきた」という話をしていて、麻倉ももさんってかわいい名前の方が雛ちゃんの声をするんだなぁと声優さんに詳しくない私はかなり安易な気持ちで『今好きになる。』を再生したのです。
"認めたら認めちゃったら 隠すことも諦めそうだ 今好きになる"
第一声「ほんとに雛ちゃんだ!!!!!!!!!」
想像通りの瀬戸口雛ちゃんぴったりの歌声にびっくりして思わず声を上げてしまうくらい、雛がそこにいました。
"抑えても溢れちゃうから 全部全部わかってたのに"
何度も聴いているはずの曲と歌詞なのに、"雛ちゃんの声"がスッと心に入ってきて涙がとまらなくなってしまいました。
失恋直後に元彼の誕生日ドンピシャリリースのアルバムをCDプレイヤーで再生して1人暮らしのワンルームでわんわん泣くJK、今思い返してもあまりにも異様なのですが…
その日から私とっての『今好きになる。』は瀬戸口雛ちゃんが一緒に恋して、一緒に泣いて、一緒に前を向いてくれる曲だと思っていて
最後の歌詞で、"また声をかけますね"と前を向く雛ちゃんに本当に救われました。
そこから麻倉ももさんの活動を追うようになって、"瀬戸口雛ちゃんが出る"ハニワのイベントにも継続して参加しつつ…出会いからもうすぐ8年になります。
今回のイベントでは、初めてデュエットでの『大嫌いなはずだった。』が披露されました。
”また声をかけますね”と複雑に入り混じった気持ちで歌っていた高校生の雛ちゃんが成長して、大好きな人の隣で心からの笑顔で歌ってくれて
最初に好きになった人とは結ばれなかった雛ちゃんが今度は違う好きと出会って幸せよと笑っている目もくらむような光景に、ここまで連れてきてくれてありがとうと胸がいっぱいになりました。
雛ちゃんが歌う『今好きになる。』が今も好きだよ。
雛ちゃんのたくさん泣いた分たくさん笑ってくれるところにいつも救われてたんだよ。
麻倉ももさんに出会わせてくれてありがとう。
ずっと忘れないでいてね、ずっと離さないでいてね。
雛ちゃんが幸せで、私も幸せです。
あなたのこれまでとこれからにお花をそえて。
おしまい
動画を作るカリンの話【2020年度版】
[
ここ1週間、動画作業が終わったらケンタッキーフライドチキンを食べることだけを心の支えに生きてきましたカリンです。
昨日晴れて1500円のクリスピーと骨なしチキンパックを購入したのですが、店員さんが間違えて骨なしチキンを2本も多くいれてくれていたおかげで、浴びるほどケンタッキーを食べました。まんまん満足!2本満足!!
6/25は麻倉ももさんのお誕生日でしたね✨
26歳のお誕生日おめでとうございます!!
麻倉ももさん、26歳のお誕生日おめでとうございます🍑🎂
— カリン* (@nn_ri_ka_) 2020年6月24日
これからもトキメク瞬間を切り取った、ココロの写真がたくさん増えていきますように…!📷✨
曲: Good Job!
【YouTube高画質版】
⇨https://t.co/RVIR0xeMoT#麻倉もも生誕祭#麻倉もも生誕祭2020 pic.twitter.com/qIY0GvmnAh
2018年から続けてきた、お祝い動画も今年で3年目となりました。
今年もお祝いの気持ちを目に見える形で残すことができて嬉しい限りです。
さて今回のブログでは、動画完成に至るまでのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
【過去の動画ブログ一覧】
こちらは2018年度のお誕生日で「カラフル」の動画を描いた際の私が動画を作り始めたきっかけをお話ししているブログとなっています。
※下記ブログに触れつつ今回のおはなしをするので、2年前の文章で大変拙いのですがよろしければご一読くださいませ。
【もくじ】
1.麻倉さんへのお誕生日の動画を作るきっかけ
2.2020年動画内容について
3.動画を作るカリンの話
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【1.麻倉さんへのお誕生日の動画を作るきっかけ】
動画自体を作るきっかけは2018年の先程紹介したブログでお話ししております。
今回は麻倉ももさんのお誕生日を動画で祝うきかっけについておはなしさせてください。
これはどこにも話していないことなのですが、2017年6月24日の麻倉ももさん2ndシングル「トクベツいちばん」リリースイベント大阪でのことでした。
当時は関西在住のため関西のイベントにしか参加していなかったので、リリイベについてはTrySailで「whizリリイベ」と「Sail Canvasポスターお渡し会」に参加したくらいで、麻倉ももさんのソロのリリイベは初めての参加でした。
そこでなんといっても肝だったのは、開催日が麻倉さんのお誕生日前日ということでした。
アンケートに記入しそれに麻倉さんが答える形式のトークイベだったのですが、そこに「麻倉ももの23歳の目標を一緒に考えてください」という項目がありました。
麻倉さんが「私22歳なんですけど、明日24…あっ違う!23歳になるんですよ~」と朗らかにお話しすると、会場からワっとおめでとうの拍手喝采が巻き起こったんです。
その時でした、麻倉さんがふっと口元を手で覆って今にも泣いてしまうんじゃないかというくらいに一瞬だけ目をたっぷりと潤ませ、次の瞬間にまたいつもどおりの笑顔に戻ったんです。
えっ…………今何が起こったの?
この麻倉さんの一挙一動を見て私は本当に本当にびっくりしてしまったんです。
というのも私にとって現実の人間の推しという人が麻倉さんが初めてだったので、あたりまえのことなんですけど「お誕生日を祝ってもらうことって嬉しいことなんだ!!!?…そっか、………そっかぁ…。そうだったんだ!」と衝撃を受けたのです。
だって初音ミクちゃんにおめでとうっていっても返ってこないわけだし…!
おそらくこの日が麻倉ももさんが地球上に存在する人間であることを確信し、その日を境に麻倉さんが人間であると意識し始めた日でもありました。
そういうわけで
あの時の目が潤んだ一瞬の表情が今でも鮮明に思い出せるくらいに忘れられなくて、麻倉さんのお誕生日は何かしたい!私にできる形でおめでとうを届けたい!と思ったのが麻倉さんのお誕生日に動画を作り始めたきっかけでした。
しかしその年のお誕生日はもう明日に迫っていたので、イベントから家に帰るなりアンケで「クッキングもちょが好き」という私の文章を読んでいただいたのを反映してすぐさま絵を描いて
来年こそは必ずと心に誓いそれが翌年以降の「カラフル」、「スマッシュ・ドロップ」動画へとつながっていったのです。
・2017年度お祝いイラスト
・とくイチリリイベレポ【未公開】
2020/6/27の青Pさんとのキャスで、思い出に残ったイベントはレポにしていないというお話をしたのですが
厳密に言うと"ネットに上げられなかった"が正しいです。余りにも実際の麻倉さんと私の技術で描ける麻倉さんが解離しすぎていて…いつか時間が経った時に思い出に残ったイベント形にしてお話できるようになれたらいいなと思いつつ…キャスで話題に出したので良い機会なので掲載。
【2.2020年動画内容について】
そして、今年の「Good Job!」です。
曲:Good Job! 歌:麻倉もも 作詞:谷口尚久、作曲:大塚英光、編曲:森慎太郎
再生時間:28秒
総イラスト枚数:637枚
【行程(使用ソフト)】
音源抽出(Audacity)→絵コンテ(アナログ)→
ラフ・線画・着彩(CLIP STUDIO・ペンタブ)→
画像加工・文字(Illusttrator、Photoshop)→
動画編集(Windows ムービーメーカー)→動画投稿(Youtube)
まだWindowsムービーメーカーつかってたんかい!?!?!
ムービーメーカーでの作業のためパラパラ漫画形式での作業です。
私のデスクトップPCは延命に延命を重ねていて、今動いているのが奇跡と呼ばれるほど古いのでavitulで安定して作業できるほどのスペックがないんですよね…。
モニターの縦横比3:4ですよ、今時…。
動画については4月に2ndアルバムも発売したということで、いったんAgapanthus以前のものを総まとめというコンセプトのもと作成しました。
基本はGood Job!MV衣装とPeachy!アルバムジャケ写衣装のももちゃんメインで、そこにこれまでのシングルの衣装の子たちも登場するとい構成です。
ここからは動画で使ったイラストの一部をご紹介します。
序盤なのでフラッグやペンキでキャッチーに動くよう意識しました。
風船をとばす部分は、MV等には登場しないのですが”よろこび 幸せ 残したいよ”という歌詞に、喜びや幸せは残したいけど形に残るものではないというところから
風船もずっと残しておきたいものだけでけれど飛んで行ってしまったり、萎んでしまうことで残しておくことのできない喜びと幸せの象徴として登場させました。
ぴょこぴょこしたからももちゃんが出てくる個人的にお気に入り箇所です。
シングル曲のイラストが順番に流れます。
だんだんと大人びていくももちゃんに時間の流れを感じます。
こちらは写真風加工以前があるのでそちらのイラストもアップしておきますね。
”心のシャッター押そう”の箇所はMVではフレームの構えをしていて、ライブでは指望遠鏡のしぐさをするんですよね。
麻倉さんを私たちが見ている視点になるように構成しました。
最後はGood Job!が披露されたライブの衣装で、ソロライブPeachy!とTrySail3rdツアーのソロパート衣装で、ろうそくの火を噴き消そうとするシーンで幕を下ろします。
ライブ衣装を入れたかったのには理由があって、
2019年TrySail3rdツアー大阪公演での「Good Job!」があまりにも印象的で、この曲に決めたのもあったからです。
というのも麻倉ももさん1stライブでのGood Job!があまりに楽しくて、これ以上の景色はもう見られないのではないかと思うくらい夢のような時間だったからこそ
大阪公演で雨宮さんがソロパートをお休みとなったその場の空気ごと全部を、ガラッと幸せに変えみんなをぐいった引っ張っていくようなパワーに圧倒された記憶が今でも忘れられないのです。
曲の一番最初の”Good Job!”の歌詞で2階席のほうへぐいっと上へとグッドサインを掲げた姿があまりにも美しくて、本当に元気をもらえました。
麻倉さんを好きでいることでたくさん見えるようになったことがあります。
6/25の午前におでかけをしたのですが、住んでる家の花壇にアガパンサス(たぶん)が咲いていたんですよ。
去年だって咲いていたはずなのに全く気が付かなくて…こんなに近くにあったものを見落としていたことに驚きを隠せませんでした。
”小さな幸せにきづける私でいたい”そう歌う麻倉さんのおかげで、視野を広げようとする私がいることに気が付きます。
麻倉さんだから見ることができるもの、私だから見ることができるもの、麻倉さんとだから見える景色。
だからこそ私から見えている麻倉さんはこんなにも素敵なんだよと絵にして、動画にしてこれからも伝え続けていきたいのです。
これからも私のすきを、私にできる方法で形にしていけたらしあわせです。
【 3.動画を作るカリンの話】
昔の自分が目をキラキラさせて「わたしもこんなどうがつくってみたい!」と言ってくれるような動画を作るという目標のもと、2年前から動画を作成し始めました。
まだ胸を張って過去の私に「すごいでしょ~」なんていうことができるほど自信がないのは確かです。
何回絵を描いても、何度言葉にしても、まだ不安です。
でも動画を作り始めた2年間でたくさんの周りの人たちのことも、麻倉さんのことも、自分のことも好きになりました。
だから やっぱりいつかまた、わたしが立ち止まった時のためにこれだけは胸を張って書き記しておきます。
これまでのPCで動画制作をするまでにかかった9年半。
動画を作成を始めてからの2年間。
私の11年半にムダはなかった。
これからも走り続けます。
さて、最後までよんでくださりありがとうございます…今回の話はこれでおしまい。
ではまた動画で会えたらそのときに!
【告知】
明日27日(土)21時から、青Pさんのキャス配信におじゃまします。お時間ある方はぜひ~🙌
お気軽にたくさんコメントしてくださいますと嬉しいです!私のしゃべりが下手なのでね!皆さんで盛り上げてください(他力本願)
土曜日21時から、青Pさんのキャスにお呼ばれします!!
— カリン* (@nn_ri_ka_) 2020年6月25日
麻倉さんお誕生日を経て、お祝い動画のお話だったりフラスタのお話だったりするのかな🍑
おしゃべりは上手くないですが、青さんが私を呼んだことを後悔するくらい自由にゆるっと話します〜(o・ᵕ・o)
kaguyaさん以来の幼女ゲストらしいです📛 https://t.co/GeZ6YYQhrv
🍑追記🍑
下記URLよりキャス配信の録画アーカイブがご覧になれます。ご興味あるからはどうぞ…!
【青Pさんのキャス「ゲスト:カリンさん」 https://twitcasting.tv/hinamomosail/movie/624886169 】
今年の625は絵コンテ自体は実は1番おわりまで描いていたので、
いったん次は1103めがけてもう少しだけ延長戦をできたらと考えています。
走れ…!
おしまい
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
6/26 GUMIちゃんおたんじょうびおめでとう🎂🎉
フラワースタンドイラスト担当カリンの話〜Music Rainbow 06〜
2019年12月27日に行われたMusic Rainbow06にて
青Pさん(@hinamomosail)主催の麻倉ももさん宛てのフラスタイラストを担当させていただきましたカリンです。
【本企画ツイプラ】
最初に企画にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
今回は制作期間が2ヶ月と長く、いつも以上にじっくり絵に向き合うことができました。
今回のテーマは『麻倉ももさんソロ1stライブ衣装×不思議の国のアリス』でした。
ずっと描きたかったライブ衣装とパンフの衣装のももちゃん。
彼女らを童話不思議の国のアリスの世界観に落とし込むという過程にワクワクして、気がついたらいつも以上に髪も衣装も塗り込みを細かくしてのめり込んでいました。
まるでおとぎの国に迷い込んだかのようなFantasicな世界をお花で楽しめていただけていたら幸いです୨୧
【はじめに】
さて 今回のブログでは、これまでと同様フラスタの未公開のラフの紹介、完成原稿へ至るまでのイラスト担当サイドのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
【過去のフラスタブログ一覧】
❁麻倉もも1stライブ
❁Music Rainbow 05
❁TrySail3rdツアー
【もくじ】
1.事の発端
2.1stライブ衣装×不思議の国のアリス
3.フラスタができるまで
4.さいごに〜感謝のことば〜
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【1.事の発端】
Music Rainbow06の開催が発表された10月中旬。
もともとTrySail3rd千秋楽にフラスタを出した際に「今年はあとはMRがあればフラスタを出すかな?」と青Pさんとお話ししていたのでトントン拍子でお花をお贈りすることが決まりました。
その時に「MRは自由度が高いイベントだから、去年同様にMRでしか描けないようなももちゃんがいれば考えておいてほしい。」ということも言われていました。
なので、開催発表時点で私の中でぼやぁっと2つ案を考えていました。
昨年のMRでは私がどうしても描きたかった声優アニメディア連載『くだもも辞典』を描いて
おかげさまで反響もあったのでくだもも2周年ということで2019年分の12人のくだももちゃんを描く案が1つ。
そしてもう1つの案が、まさに今回のテーマである『麻倉ももさん×おとぎ話』だったのです。
【2.1stライブ衣装×不思議の国のアリス】
7thシングル『ユメシンデレラ』のリリイベや雑誌記事等で好きなお姫様についてやディズニープリンセスが好きなどと触れていたので、
私自身の絵本や児童文学好きもこうじて『おとぎ話』というテーマを逃したくないという一心から発想が生まれました。
ももちゃんといえばの王道シンデレラを始め、ユメシンデレラリリイベで人魚姫が好きと語っていたので楽曲や衣装等と合いそうなおとぎ話をいくつかピックアップして青Pさんに提案させていただきました。
その中で今回選ばれたのが、『1stライブ衣装×不思議の国のアリス』です。
不思議の国のアリスのお話は、
主人公のアリスは白うさぎを追ううちに深い穴に落ちてしまいます。
落ちたその先には不思議なキャラクターたちが住む不思議の国が広がっていて、そこでの出会いや体験を経て少女が成長していくという物語です。
アリスの物語をなぞらえて、 ももちゃんが穴から飛び込んだ未知の先に素敵な世界が広がっていますようにという想いをコンセプトに
1stライブから今年にかけて恋の歌を歌いたいと定まり自分色を見つけたももちゃんが、来年へと新たなことに思いっきり挑戦していってほしい。
その先にはたくさんの色が広がっていてほしいという願いを込めたお花を作ることになりました。
お花の構成としては、穴から飛び込むアリスを軸に落ちていった先に不思議な世界が広がっているという構想案からラフへと移っていきました。
【3.フラスタができるまで】
今回は全体ラフからではなく、人物のラフ⇨お花の全体ラフといういつもと違う流れで進んでいきました。
人物の服装については、1stライブ衣装の2着目を初めて見た時にアリスみたい!と思ったのが発想の原点だったのですが
不思議の国のアリスの世界にライブ衣装全員分の配役を割り振れそうということで、結果的に下記の配役に振り当てました。
アリス⇨パンフレット衣装
白ウサギ⇨ライブ衣装2着目(髪型3日目)
帽子屋⇨ライブ衣装3着目(髪型1日目)
ハート(桃)の女王⇨ライブ衣装1日目(髪型4日目)
不思議の国の住人が全員ライブ衣装で、アリスはパンフ衣装と、現実と夢の世界がそこで区切れるようにしました。
また髪型は実際のライブでしていたものを採用しました。
《メイン人物ラフ》
私はアリスが穴に落ちるシーンが1番好きなので、あのぷかぷかの重力を感じない落ち方が魅力的でふわっとさせたのですが「飛んでるみたい。目線が落ちてる先を見ていない。」とボツになりました。
(目線がこちらを見ているのを自然と描いてしまうのは完全に手癖ですね…)
落ちていることが伝わるよう、アリス特有のきちんとスカートがパラソルのような役割を果たしているものへ描き変えました。
《不思議の国の住人ラフ》
ハート(桃)の女王様ももちゃんはいたずらっぽく大胆にを意識して描きました。
実はこの前に描いたこの衣装のラフが初めて青Pさんから「これは良すぎてボツ、主役級」と言われてボツになったので、今回は日の目を見ませんがいつかフラスタで登場することを私も願っていますので、その際はぜひお楽しみに。
帽子屋ももちゃんは、「もっと躍動感を。物語のなかの帽子屋のように狂ったまでとはいかずとも陽気に。」とリテイクです。
1日目と2日目の髪型として2つ用意。選ばれたのは1枚目でした。ポニテ供養。
《全体ラフ》
お花屋さんへのラフ提出後に帽子屋ももちゃんを直したので、この段階では人物ラフ修正前です。
《完成イラスト》
今回、参加者様の皆様にトランプになっていただきました。
ちょうどご参加くださっている方が4で割れる数字だったため、1stソロライブ4日間の会場カラーのカードに。
企画とイラスト担当のカードはJOKER扱いで、日替わりTシャツを着たチェシャ猫と三月ウサギです。
《パネル作業》
今回もいつも通りカリンお手製パネルです。
1stの衣装ということで、せっかくなので1stソロライブでお贈りした時のフラスタのパネルと同じような色味が出せるように何度も調整していい色が出せました。
《フラスタ写真》
穴から不思議の国へと落ちていくももちゃんがカラフルなお花で表現されていて、こんな色とりどりの景色がひろがっているといいなと何度も思わせてくれるお花たちでした。
またスタンド自体が縦に大きくも横に広がるお花で今まで出してこなかったテイストのお花だなと現物を見て感じました。
実は、今年は「靴まで絵を描く」ということを意識してずっと絵を描いてきました。
もともと足首から下を描くのが本当に苦手で、2018年は靴まで描いたイラストがたったの1枚だったのです。
なので今年は靴のデッサン練習などをしながら、ももちゃんのイラストで10枚以上靴までイラストを描いて少しは苦手を克服できたかと思います。
その1年の集大成として、これまで青Pさんとのフラスタで描いてきた29名のももちゃんはSDを除いて今までバストアップだったので、今回初めて全身を入れる構図で提案させていただきました。
“つま先まで可愛い”の魔法がかかった私の描いたももちゃんをじっくり見てくださると、嬉しい限りです。
《おまけ-カウントダウンイラスト》
企画の参加締め切りカウントダウンイラストを描いたため、文字ありなしver。
ツイッターで拡散してくださった方々、本当にありがとうございました。
【4.さいごに〜感謝のことば〜】
お花屋さんのエリ花工房さま。
9ヶ月ぶりのエリ花さんとのフラスタということで、エリ花さんのお花が大好きなのでとても楽しみにしておりました。
パネルを作る際に「エリ花さんのお花なら、イラストはこっちの色合いの方がいいかな?」とお花のことも考えながらパネルを作るのも、青Pさんとのフラスタ以外の別件含め何度かパネルを納品している信頼のおけるエリ花さんとのフラスタならではだなと心が踊りました。
いつもお優しいお言葉と素敵なお花に励まされています。ありがとうございます。
お声をかけてくださった青Pさん。
なんだかんだで、青Pさんとのタッグフラスタは5基目らしいですよ…!! 5…!?
最初にご依頼を頂いた麻倉ももさん1stライブフラスタの時は、まさかそれから5つもお花をお贈りしているなんて…あの頃の私には想像もできませんでした。
そんな節目の数のお花で原点の1stライブの衣装を描いたと思うと、少し胸が熱くなります。
いつも私の絵のももちゃんが好きだと言って、イラストのお誘いをしてくださってありがとうございます。
これからも私にその時描けるめいいっぱいかわいいももちゃんを描き続けますので、またその時が来たらよろしくお願いします。
企画にご参加くださった皆さま。
年末のバタバタする時期に企画にご参加くださった32名の方々、本当に本当にありがとうございます。
参加者様が何人であろうとイラスト担当の私には別段メリットもデメリットもないのは確かなのですが、
ネームパネルの打ち込みはいつも私の担当なので、だいぶお名前も覚えているのでその度に「いつも参加してくださってる方だ〜ありがたい!」とか「初めましての方だ〜嬉しい!」と心があたたかくなります。
そして毎度書いていることにはなるのですが、今回のお花を見て、「また次も参加したい。一緒にお祝いの気持ちをお贈りしたい。」と思ってくださっているとしたら、それ以上のことはないくらいにとてつもなく嬉しいです。
お花を見てくださった方々へ。
普段は大抵フットワーク重々在宅人間なので、私の絵を見てくれている人って実際にいるんだ?!と自分の絵のフラスタ現物を見るのは3度目ですが未だに驚き、喜びの人になります。ありがとうございます。
フラスタにカメラを向ける人たちって本当にいい顔をしているんですよ。
その様を見る度に”お花ってこういうものだよなぁ”って、お花がお花として幸せな姿を見て私も幸せになる幸せスパイラルが巻きおります。
ぜひフラスタのお写真を撮ってくださった方がいらしたら、ツイッターに上げてください〜 いいねRT巡回してます( ੭ ・ᴗ・ )੭
そして、ご出演された麻倉ももさんへ。
伝えたいことはお手紙に書いたので…
今年も1年お疲れ様でした、と たくさんのありがとうをありがとうございました。
来年も麻倉さんからいただいたありがとうを私にできる形で返させてください。
2020年も麻倉さんが未知の世界へ飛び込んで“まだ見たことない物語を教えて”くださるのを心より楽しみにしております。
麻倉さんが連れて行ってくださった景色には、きっと素敵な色が広がっていることでしょう。
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
さて、最後まで読んでくださってありがとうございます…今回のお話はこれでおしまい。
【告知】
明日12/28〜3日間、毎日20:00更新でTwitter(@mn_ri_ka_)にて背景ありイラストを紹介いたします。
年内もう少しだけお付き合いくださいませ〜ᕱ⑅ᕱ"
また明日12/28コミックマーケットC97・1日目南シー38bにて、ぷちどるみーるさんで『Sketch Book 2019 Winter』が頒布されます。
『スマッシュ・ドロップ』とTrySail3rdツアー『Good job!』の麻倉ももさんのカラーイラストを2枚寄稿させていただいておりますので、そちらもよろしければ〜🍑
それでは、良いお年を(o・ᵕ・o)
おしまい
フラワースタンドイラスト担当のカリンの話〜TrySail Live Tour 2019 The TrySail Odyssey〜
2019年2月~8月まで行われた TrySail Live Tour 2019 The TrySail Odyssey にて
青Pさん(@hinamomosail )主催の麻倉ももさん宛てのフラスタのイラストを担当させていただきましたカリンです。
【本企画ツイプラ】
2/23.24⇨https://twipla.jp/events/358202
8/3.4⇨https://twipla.jp/events/386664
最初に企画にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
多くの方にご参加いただいた今回のお花では、ツアーの最初と最後の幕張公演でお話が続く2つのフラスタのイラストを描かせていただきました。
あまり大々的に語ってはいなかったのですが、今回のテーマは『azure』でした。
アンコール前の最後に歌われるこの曲を通して見た、私たちが表現したかった麻倉ももさんの物語を、カリンサイドのお話として綴らせてください。
【はじめに】
さて 今回のブログでは、これまでと同様フラスタの未公開のラフの紹介、完成原稿へ至るまでのイラスト担当サイドのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
【過去のフラスタブログURL】
麻倉もも1stライブ⇨http://hikarinn0915.hatenablog.com/entry/2018/11/10/212319
Music Rainbow05 ⇨ http://hikarinn0915.hatenablog.com/entry/2018/12/27/202435
【もくじ】
1.ツアー初日のフラスタができるまで
2.追加公演が発表されるまで
3.ツアー千秋楽のフラスタができるまで
4.さいごに〜感謝のことば〜
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【1.ツアー初日のフラスタができるまで】
毎回の構成になぞらえるのであれば、事の発端というところから書き始めるのですが、
発端という発端もないほどに、昨年12月のMRにフラスタを出したバタバタのまま気がつけば年明け1月に愛媛の実家で青Pさんと通話でのフラスタの打ち合わせが始まりました。
MRフラスタでは私発案で『くだもも辞典』を存分に好きなものを好きなだけ描かせていただいので、
「青Pさんのやりたい事はありますか?whiz好きですし、今回whizでフラスタはどうですか?」といった感じにお話を進めていった記憶がおぼろげながらあります。
そこから、whizとazureの対比というところへ話がうつり、”2つの曲を取り入れながら、背中合わせでソロのももちゃんとTrySailのももちゃんの二面性を表現”したいということで、初期ラフができました。
《初期ラフ》
whizジャケ写の風見鶏の羽根とお花のモチーフを持ってきつつ、
azureの”落としてきたもの拾ってきたもの数えたりもするよ”という歌詞になぞらえて、3rdツアーになれば歌われない曲も出てくることを想い、今までの曲の歌詞カードのスプリクトが散らばっているという構想で提出しました。
(青Pさんのazureについて書かれているブログはこちら⇨https://ameblo.jp/hinamomosail/entry-12443255730.html)
語られすぎてて長いの抜粋する気力がありませんでした…_(:D」┌)ごめんね青さんazureさん…
《第2ラフ》
初期ラフからスプリクトを羽根に変更、 TrySailのももちゃんは降りてくる羽根を包み込み、ソロのももちゃんは自分から自発的に羽根を掴みにいくというところで違いを出しました。
年明けから家を空けたり体調を崩したりで、iPadでラフを描いたので今までに最恐にひどいラフで…
これをお花やさんに提出したのだと今思うとゾッとしますが、きっと見たお花やさんはもっとゾッとしたと思います…。いつもありがとうございます。
そして今でもどちらがネームパネルを羽根にすると言い出したのか思い出せなくて、「羽根案は私が考えた!」「いや僕!!」と時々ケンカになるほど羽根はコンセプトにしっくりきた案でした。
まっさらな本にまだまだ途中のももちゃんの物語を書き記していくという本と羽根ペンの案は青Pさんで、お花の中に羽根を混ぜたいと言ったのはカリンだったかと。
また後のお話ですが、考えた時はまさかパネルにする時に羽根にしたことであそこまで悪夢を見るとは2人とも知る由もなかったのです…。
《最終ラフ》
さすがに第2ラフのままお花やさんに進めていただくのは申し訳なく、イラストが完成した後に再度お送りしたものになります。
《完成原稿》
ソロのももちゃんは手の角度を何度もリテイクを重ねて、フラスタでは4枚目の角度のものを使用しています。
また完成段階では口を閉じているのですが、青Pさんのご要望でフラスタでは開いてるように変更されています。
《パネル作業》
総勢50名の羽根を一枚一枚カッターで切るのに5時間強かかり、2度と羽根パネルはやらないとこの時 心に決めました。(千秋楽への伏線)
加えて…なんと恐ろしいことにこの段階では自分で羽根を本へくっつけてしまおうと考えていたのですが、置いてみて「まずい…」と思った私が青Pさんへ相談し、お花やさんに配置をお任せすることとなります。
《完成フラスタ》
麻倉さんの周りをまるで生きているかのようにネームの花が舞って、その影が本に写っているのも言葉が出ないほど神々しくて綺麗でした。
コンセプトとは関係ないですが、私たちファンが一枚一枚の羽根になって 麻倉さんの翼になれたら…力になれたら。
そんな風にも思えるお花でした。
【2.追加公演が発表されるまで】
無事に麻倉ももさんへの感謝の気持ちをお贈りできた幕張初日のフラスタは、有難いことにたくさんの人に見ていただいて 多くのご感想をいただきました。
いただく感想は「素敵だった」「綺麗だった」「可愛かった」「感動した」と嬉しくなる感想ばかりで
その中で青Pさんが「フラスタの前ではみんなが笑顔だから、それだけは保証する!」と掛けてくれた言葉が忘れられなくて
「次の機会があるなら、自分のイラストのフラスタを また自分の目で見てみたいなぁ」という気持ちが大きくなりました。
実は私は初めてイラストを描かせていただいた麻倉ももさん1stのお花以降の3つのフラスタを自分の目で見ることなくイベントを終えていたので、次出す時は絶対に自分の目で見るんだと、幕張初日のお花をきっかけにそう強く思うようになりました。
その来たる日のためにしっかり体調を整えて、大阪ぶりに参加したツアー横浜で8月に幕張での追加公演が発表されたのです。
元々もし追加公演があれば初日幕張の続きのお話をフラスタでやりたいと話していたので、
横浜公演の帰り際に「次のフラスタも私のめいいっぱい可愛いももちゃんを描いて、青さんをボコボコにします!いつまでもぼーっとしてると企画:カリン、イラスト:カリンって書いてももちゃんへありがとうのフラスタを贈っちゃうからね。」と威勢良く大口を言い放つくらいにはやる気に満ち溢れていました。
【3.ツアー千秋楽のフラスタができるまで】
幕張初日のフラスタの羽根が飛び立ち、ふっと2人のももちゃんが見上げた先にはどんな空が広がっているのだろうというコンセプトの元、今回初めて1発OKのラフとなりました。
《ラフ》
当初ももちゃん2人の予定だったのに、そこから青Pさんが「SD3人で虹を作ろう」と言い始め、
「虹をかけるのにSD7人じゃなくて3人なの?せっかくいま表題7曲なのに!」と、青Pさんの3人虹案が気に入らなかった私がSD7人にして、総勢9人になりました。
久々にバチバチしたのですが、お互いの”譲れないももちゃん”をぶつけ合いながらフラスタ制作をするってこういうことだよなぁと少しずつ感覚が戻ってくるのが楽しかった思い出です。
《最終ラフ》
今回は諸事情により途中でお花屋さんがエリ花工房さんからルッホさんへと変わったこともあり、初日幕張と同様にしたい部分もあったため補足説明もつけて提出させていただきました。
《完成原稿》
余談にはなりますが、虹背景の五線譜は『azure』の前奏後奏部分になります。
azureは始まりと終わりが同じメロディなんですよね。幕張で始まり幕張で終わるツアーにぴったりの曲でした。
またさらに小ネタですが、1stシングルから6thシングルまで音符の長さを順に短くなるように描いています。
《パネル作業》
キャラと五線譜のパネルをカリン担当、本と栞、そして羽根のパネルを青Pさん担当と初めて分担して作業を行いました。
今回で私同様「一生羽根パネルは切らない」と作業量におののいた青Pさんがおっしゃっていたので、にっこりスマイルで痛み分けです。
《完成フラスタ》
千秋楽のフラスタは、昼と夜で見え方が全く違っているところがおもしろかったです。
これからも続いて行く麻倉さんの物語には一旦栞を挟んで…。
azureやTryAgainで出てくる”見上げた空”というフレーズ。
ももちゃんの見上げた空に鮮やかな虹がかかっていますように。
【4.さいごに〜感謝のことば〜】
お花屋さんのエリ花工房さん。
いつもいつも無理を言う私たちに最高のお花でお返してくださりありがとうございます。
羽根の件では、想像するだけで大変な作業だったことかと思うのですが感謝しかありません。
イラストへのあたたかいコメントも毎度添えてくださって、力になっていました。
またぜひエリ花さんのお花でももちゃんへお祝いの気持ちをお贈りできたらと思っております。
お花屋さんのルッホさん。
急なお願いにも関わらず、たくさんの細かな要望にお応えくださってありがとうございました。
本が開いているように角度がつけられていたおかげで、まるで飛び出す絵本のように躍動感が感じられました。
素敵なお花選びもパネルのセッティングもどうもありがとうございました。
私にお声掛けくださった青Pさん。
今回も私にお声をかけてくださってありがとうございました。
いつもお互いのももちゃんへの好きを妥協することなくぶつかり合ってくれるおかげで、今回も2人だからこそ作れるフラスタになったと胸を張って言えます。
そんなあなたがいたから、こんなにもももちゃんを好きになって、絵を描く毎日が楽しくなりました。
あなたが選んだ絵師はもっともっとももちゃんを好きになって、もっともっと上手くなります。
だから、これからも覚悟しておいてください。
フラスタにご参加くださった方々。
幕張初日50名、千秋楽60名の方のお力添えのおかげで 麻倉さんへとお祝いと感謝のお花をお贈りすることができました。
毎回のことなのですが、「参加した方を絶対後悔させない」と張り切っているので、「また次も」と思ってくださっていたら幸いです。
感想のツイートやお写真もとても嬉しかったです!
また当日フラスタを見てくださった方々。
今回1stぶりに自分の目でお花を見て、本当に見てくださっている方々が笑顔でお写真を撮っていらたのが印象的でした。
何よりフラスタの私の絵のももちゃんがお花に囲まれて幸せそうに笑っているのにびっくりして…、涙が滲むくらいには嬉しくて嬉しくて…。
お祝い花がたくさんの人に見ていただいて、お花として幸せな様を見ていて、本当に幸せな気持ちにさせてもらえました。
そして、ご出演された麻倉ももさん。
ツアーお疲れ様でした。そして、完走おめでとうございます。
いつもツアーは近場の1回だけで済ませていた私なのですが、今回数回見に行くことでツアーならではの変化を楽しむことができました。
ツアーについては、お手紙でソロ衣装のことや髪型のことばかり書き連ねてしまっていたのですが…
大阪公演で、ももちゃんのソロ衣装と同じワンピースを着ている私に向かって 服の裾を掴んでうんうん!!と頷いてくれた時 とても救われた気持ちになりました。
いつもイベントでももちゃんと同じお洋服を着て、「このお洋服のももちゃんが好きなんです!」とアピールすることしかできない私で…。
好きなように絵を描いて、「ももちゃんのこういうところがすきなんです!」と表現することしかできない私で…。
でもそれでもあの瞬間、私からのももちゃんへの好きは届いてるのかなと肯定されたような気持ちになって、笑顔になれました。
“みんなが必要”
そう言ってくれるももちゃんに恥じないように、これからも私にできる形で ありがとうを返させてください。
たくさんのありがとうを、ありがとう。
さて、最後まで読んでくださってありがとうございます。
いつもならおしまいの今回のお話は、あともう少しだけ……。
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
1年前の今日。
忘れもしない2018年8月25日。
麻倉ももさんの1stライブが動画によって告知されました。
ということは、つまり私がフラスタの絵に取り組みはじめてから今日でちょうど1年が経つのです。
そんな1年の総括のひとりごとを少しだけ。
2018年8月6日。
初めて青Pさんから「”いつか”麻倉ももさんのソロライブが行われる時は、フラワースタンドのイラストをお願いしたい。」とご依頼をいただきました。
その時に言われたんです「君は麻倉ももを全然描けてない」って。
その時の私は自分の描くももちゃんを微塵も可愛いと思っていなくて、正直図星をつかれました。
「ゆっくりお話しするの初めてなのに、こんなに私の絵をボロボロに言った挙句、それでも私の絵のももちゃんが好きとか言ってくるこの人嫌な人だなぁ…?もう途中で帰ろうかな〜」レベルでわたしの目にはひどく写ったんですよ、ホント。
でも入ったカフェの抹茶ブラウニーがとっても美味しくて、今もこうして2人でお祝いの気持ちをお花としてを送り続けられているのはあの抹茶ブラウニーのおかげといっても過言ではないくらいで。企画者は命拾いしましたね。
だって、気がついたら2人でカフェをはしごしてその日2個目のケーキを食べに行っちゃうくらいには美味しかったんです。
ケーキってすごい。
話が逸れましたが、フラスタを通して青Pさんにはずっと「あなたの中の麻倉ももに魔法をかけてとびきり可愛くしてください」と言われ続けてきました。
今の私では絶対に言わないような1年前の私のDMを見てください。
今見るとなんだか笑えてくるくらいに別人で。
1年後のわたしはね、自信を持って成長してるって言えてるよ。
自分の描いたももちゃんのこと、本当に可愛いって心からそう思えてるよ。
それでももちゃんのこと、もっともっと好きになってる私がいるよ。
“今の私があるのは、ももちゃんが私に魔法をかけてくれたから”
“だからももちゃんからもらった魔法で、これからもめいいっぱい可愛いももちゃんを描かせてください”
“まだまだ好きを伝えるために成長するから、
まだ まだ 魔法は続くよ。”
おしまい
ぱずる&もちょゴールド担当のカリンの話
2019年6月25日の麻倉ももさんのお誕生日に
くらさん(@cra_trysail )のゲーム制作企画「ぱずる&もちょ」にてゴールド担当でイラストを描かせていただきましたカリンです。
【ゲームURL】⇒https://t.co/t7bShk2FfM?amp=1
動画はこちらから https://twitter.com/cra_trysail/status/1143444195916410880?s=21
麻倉ももさんのお誕生日から早2週間…、改めてまして25歳のお誕生日おめでとうございます🍑
そこのあなた!「ぱずもちょ」はプレイしてくださいましたか?!┃・∇・o)
ぱずどらを触ったこともないような私でも楽しめるこのゲーム!
すごいって一言で終わらせたくないくらい、冗談抜きで作り込まれていてずーっとぽちぽち遊んじゃってます。
イラストに関しては、これまで私は何人かの絵師さんと合作という形をとったことがなくて、
今回の企画は初めてのことばかりで、「ぱずもちょ」を通して、他の人のレンズを通した麻倉ももさんに触れることで もっともっと麻倉ももさんのことが好きになれました。
そんなくらさんのステキ企画「ぱずもちょ」への私サイドのお話を綴らせてください。
【はじめに】
さて今回のブログでは、未公開ラフの紹介と完成原稿に至るまでのイラストサイドのちょっとしたお話をするという趣旨のものです。
あくまで、私サイドの意見や考えのもと綴られた文ですので、その点ご理解ご了承くださいませ。
【もくじ】
1.事の発端
2.担当カラーの割り振り
3.私にとってのゴールド
4.イラストができるまで
(こちらでラフ公開をしております。)
5.さいごに~感謝の言葉~
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
【1.事の発端】
私が初めてくらさんからぱずる&もちょのお話を頂いたのは、トラセツアー大阪が終わり一息ついた千葉公演前の4月の初旬ごろでした。
くらさんは一貫して
アンケートの実施やスライドでの依頼内容説明などの1つ1つのやり取りがとても丁寧で “この方は本気でいいものをつくろうとしているんだ”という熱意がバシバシと感じられて、「ぜひ参加させてください!」とすぐにお返事をした覚えがあります。
そんなやる気満々の二つ返事で参加させて頂いたものの
錚々たる絵師メンバーも交えてグループでのやり取りが始まったあたりから、尻込みしてしまって
もう完成イラストを仕上げるまでずっとずっと不安で仕方ありませんでした。
かくいう私は今まで他の絵師さんと合作をした経験もなく、むしろそういった機会を避けてきていて…
どうしてそうしてこなかったかと言われると、他の人のももちゃんが私の絵の隣に並んだ時に、自分のももちゃんのことをきちんと「かわいい」と言ってあげられるのかと単純に自信がなかったからです。
でも、そんな避けて通ってきた道に自分から足を突っ込んでしまうくらい、くらさんのぱずもちょ企画はお話を頂いた時点でそのくらいとてもとても魅力的だったのです。
そんな中でのメッセでのやり取りで
萎縮しながらも案出し会議で、「覚醒前はPeachy!の日替わりカラーTシャツで覚醒後は曲モチーフがいい」と自分の案を言えただけでほっと安堵したり
文字でのやり取りのみだったこともあり、「きちんと伝わっているかな?」「まとまりをもって分かりやすくお話ししなきゃ!」と時にはもやもやしたり
そうやってうまくいったりいかなかったりを繰り返しながら、お話はそれぞれの担当カラーの振り分けへと進んでいったのです。
【2.担当カラーの割り振り】
イラストの方向性が
覚醒前:1stライブPeachy!日替わりTシャツ
覚醒後:麻倉ももさんソロ表題曲モチーフ
と決まってからは、絵師サイド4人がそれぞれこの色はこの曲がいいという意見を出した末、くらさんがまとめるという流れで下記に決定しました。
———————————————
ミントグリーン:スマッシュドロップ
ゴールド:365×LOVE
ラベンダー:パンプキン・ミート・パイ
ピンク:カラフル
———————————————
カラーを誰にどう割り振るかはくらさんにお任せしていました。
みなさんご存知通り、私の担当カラーはゴールドだったわけですが…
今だから言えるのことなのですが、この時点で1番自分がこのカラーになったらキツイなと思っていたのは、ゴールドでした。
今はゴールドに選んでくださって、描いていて楽しかったですし
本当に感謝しているのですが、ゴールドは嫌と思ってしまう理由はいろいろありました。
もともとポニーテールという髪型よりもおろしている髪型が好きなのであまり気持ちが進まなかったこと。
Peachy!2日目に参加していないので、想像でしかももちゃんを描くことができないこと。
そして何より、恋をしているももちゃんを描かなければならない365×LOVEを意図的に避け続けて描いていなかったことでした。
くらさんに「カリンさんはゴールド」と言われた際には、もう思わず「どうしてその割り振りにしたのか理由を聞かせて欲しいです」と食い気味に聞いてしまうくらい動揺してしまって
案の定、その理由が「カリンさんの365×LOVEを見たことがないから。」で。
どれを描きたいかと聞かれれば、迷わず「ライブ時は大好きな編み込みカチューシャ、1番好きな曲であるカラフルのピンク」と答えていたはずの私はその時はもうほんとうにほんとうに後悔したんです。
なんで自分の気持ちを、他の人がいるからって遠慮して、言わなかったんだろうって。
素直に言えなかったんだろうって。
大好きなももちゃんを楽しく描きたい。
私の好きなももちゃんはこんなにも可愛いんだよって気持ちを、絵でめいいっぱい輝かせたい。
イヤイヤでなんて、絶対に描きたくないって。
しかし、そんな風にくらさんに駄々をこねる勇気もない私に出来ることは
決まってしまった以上、そのフィールドでめいいっぱいかわいいももちゃんを描くのみなので、まずはゴールドのももちゃんの好きと思えるところを探すところから始めたのです。
【3.私にとってのゴールド】
私はずっと自分の好きなことは(物は人は)、こんなこと!と表現する手段として絵を描いてきました。
好きじゃないと描けないし、描かない。
だからこそ、ゴールドのももちゃんの好きなところを見つけていく必要がありました。
とは言っても、気持ちを切り替える!と言いつつも難しくて、うだうだと人に話を聞いてもらっている時に
“あれ?私ってポニーテール好きじゃないけど、カラフルのももちゃんは髪をおろしてるよりもポニーテールの方が好きだな” と、ふと行き着いたのです。
そこからは面白いくらいにトントン拍子で
“そういえばPeachy!2日目のアンコールってカラフルだったよね”
“そう思うとゴールドカラーのももちゃんのポニーテールって私の好きなものがつまってる”
“なんだ私、ちゃんとゴールドのももちゃんのこと好きだったんだ”
そうやって芋づる式にこじつけでも構わない、ゴールドのももちゃんへの好きを見つけていくことができたのです。
そして極め付けは、
私がメモしていたPrachy!3日目の麻倉さんの言葉でした。
「私はいろんな色がある”わたし”になりたいと思っています。」
もうこの言葉をレポのノートで見返した時に、ももちゃんはいろんな色がある人になりたいと言っているのに
この色を使うのは得意じゃないから、好きじゃないからと好き嫌いして絵を描いてちゃダメだと猛省しました。
わたしもいろんな色のももちゃんを。
ミントグリーンもラベンダーもピンクも、そしてゴールドも。
幸せや喜びを歌うももちゃんも恋の歌を歌うももちゃんも。
全部全部、大好きなカラフルなももちゃんだから、そんな色とりどりなももちゃんを描いていきたい。
そうやって気持ちを切り替えて、絵を進めていくことになりました。
【4.イラストができるまで】
《構想案》
ラフ前の構想案です。
お見せするのは初めてですが、ラフ前にいつもざっとメモ書きで大まかな形、入れたい物、気持ち等を書き連ねています。
硬筆8段でもここまでとっ散らかった字が書けます。自分の字なので読めます。
《ラフ》
覚醒前については
くらさんから「シンプルな方が覚醒後との差が出せるので…」という納得のリテイクをいただき、背景のごちゃごちゃを間引きました。
覚醒後については”マフラー貸してくれた雪の日”、”重ねてリップグロス”、”地下鉄君に近づく”と歌詞に散りばめられた小物をたくさんいれました。
そして詳しくもないのに、電車初めて描きました。東横線です。4月にちゃんと馬車道駅行ってきました。
《完成原稿》
「 365日、君が好きでした。」
と、溢れんばかりの愛を。
私からのももちゃんへの好きな気持ちも、サンロクゴのももちゃんが相手へと贈る好きの気持ちもいっぱいチョコレートボックスに詰まったイラストになっていればこの上なく幸せです。
《小ネタ》
チョコソースをよーく見ると、3・6・5の数字が隠れています。
他にもリップのロゴが「365×LOVE」だったりします。
実はまだあるので、隠れ365を探してみてください。
《ゲーム画面》
ライブ会場も、図鑑画面も本当に可愛くて…!
自分の絵がゲームになっているのが嬉しくて、思わず家族のグループラインで報告しました。
625動画もやっていたこともあって、色々辞めてニートになっているんじゃないかと本気で心配されました。パパママ、大丈夫だよ。今日もカリンちゃんはネットで元気に3歳児やってます。
【6.最後に〜感謝のことば〜】
私にお声をかけてくださった主催のくらさん。
最初に、私に声をかけてくださってありがとうございました。
ツイッターで「ぱずもちょつくりたいなぁ」とぽつりと呟いていらした時からきになっていたので、関わらせていただけてとても嬉しかったです。
告知の動画も可愛くて、おそらく1人で100回以上再生してるんじゃないかってくらい完成したものを見た時の喜びは計り知れませんでした。
今回、たくさん迷って、悩んで。
けれどそれ以上にたくさん笑顔になって、あたたかく幸せな気持ちにさせてくれる私にとってとても思入れ深い企画になりしまた。
〆切になってもなかなかイラストを上げられない私に、くらさんは何度も「カリンさんは肩肘張らず描いてくださいね。」とお言葉を掛けてくださって…
いろいろ透けて見えちゃっているんだろうなぁと思いながら、恥ずかしさと申し訳なさを抱えつつお心の寛大さに甘えさせていただけたおかげで、自分の思うめいいっぱいかわいいももちゃんを描くことができました。感謝しています。
また、625後に「去年のカラフルの動画を見てから、密かに目標にしていました(笑)」とくらさんからツイッターでリプを頂いた時は本当にびっくりしました。
ももちゃんが好きという気持ちに突き動かされて作った私の動画で、また他の誰かにとっての好きを表現するはじまりのキッカケになっていたのだと思うと、本当に幸せなことです。
きっと、今回のぱずもちょで心を動かされた人もたくさんいることだと思います。
どんどんそうやって繋がって、広がって…ラッキーもハッピーも全部分け合って、増やしていけるといいなと心から思えます。
また私がお力になれることがございましたら、ぜひ一緒にものづくりをさせてください。
私にできる限りで、その時の精一杯で描かせていただきます。
改めてになりますが、ありがとうございました。
ミントグリーン担当のこそり(@kosori )さん。
ラフを拝見させていただいた時から、ミントグリーンのポップなももちゃんが可愛らしくて…!
こそりさんのSDがふにっとしていて、もちょの愛らしさが前面に押し出されていて好きです。
パズドラ風の絵に寄せて描いているところもさすがですし、ドロップも缶もデザインが1つひとつ凝っていて素敵でした。
まだラフ時は、ジャケ写のみで全体の服が公開されていなかったにも関わらず、覚醒後のももちゃんにオリジナル衣装を着せたところも目からウロコで、愛を感じました。
トラセ横浜では「私も描いてないです!くらさんに一緒に土下座しましょう!」と言って笑いをとってくださってありがとうございました。こそりさんのパワフルさに元気をもらえてがんばれました。
ラベンダー担当のぴこ(@omochimc )さん。
カラーを決めるとなった時から、私の中でも「ぴこさんはラベンダー!」と思っていたので、特有の大人っぽさであったりその中に見え隠れする純真なももちゃんを描かれるぴこさんにぴったりでした…!
また、いつもと違ったつやつやでちゅるんとした塗りがファンタジー感が溢れていて、特に魅力的だなと思っています。
馬車も細部までこだわっていらして、おつかれさまでした。
イベント現場でお会いするたびに、「ぱずもちょ………〆切……😇」と、ぴこさんと共有できたおかげで、気持ち的にもとても救われていました。いつもありがとうございます。
ピンク担当の木目りん(@mokume001 )さん。
木目さんはおしごとが本当に早くて、惚れ惚れしておりました。憧れます…。
カラフルに木目さんのぱきっとハッキリとした塗りが合っていて、木目さんのイラストは覚醒後の後ろのハートのバルーンがアクセントになっていて好きです。
また私が絵を描いている最中に迷っていた時、木目さんが覚醒前の絵でももちゃんが実際に履いていたスカートと異なるものを着用して描かれていたのを拝見して、「そうだ、好きなものを好きなように描いていいんだよね!私も好きなように描こう!」と吹っ切れて、木目さんのおかげでポニーテールにリボンをつけることができました。縛られすぎず描くことを教えて下さり、どうもありがとうございました。
ゲームをプレイしてくださった方々。
タグ#ぱずもちょにて、たくさんのご感想を目にできて、とても嬉しかったです!ありがとうございます。
わたしは普段たくさんの数のイベントに赴いて直接感想を聞けているわけではないので、ネットを介してリプやDMで感想をいただけたり、ゲームをプレイして楽しそうにしている様子をお見かけするだけで がんばってよかったなぁと幸せな気持ちで胸がいっぱいになります。
これからもぜひお気軽に感想等お聞かせください。
1つひとつの言葉がきっと見てくれてるあなたが思っているよりも、私の力になっています。
そして、お誕生日を迎えられた麻倉ももさん。
25歳のお誕生日、おめでとうございます。
昨年は彩を持った1年となりますようにと願いを込めてカラフルの動画を作成しました。
たくさんありがとうを言ってもまだまだ足りないくらいに、本当にいろんな色のももちゃんを見て、描くことができた一年で幸せでした。ありがとうございました。
今年は、お誕生日にスマッシュ・ドロップの動画の制作もしたので、”君にもっと笑ってほしい”と、もうその中の言葉通りなのですが…
ももちゃんがたくさん笑顔でいられますように。
きっとその笑顔は、自然とこちらも笑顔になる私が思わず描きたいと思うような わたしのだいじな好きです。
これからもわたしにできるカタチで、ありがとうをお返しさせてください。
来年も、ずっとその先もきっと応援しています。
✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー
さて、最後まで読んでくださってありがとうございます…今回のお話はこれでおしまい。
長くなってしまいましたが、ここで告知です!
きたる8月3日・4日に行われるTrySail3rdツアーにて、麻倉ももさん宛の青P(@hinamomosail )さん主催フラワースタンドを担当させていただきます(o・ᵕ・o)
青さんとのフラスタ第4弾です!
【幕張千秋楽フラスタツイプラURL】⇒https://twipla.jp/events/386664
参加締め切り:7/15(月)まで
まだまだご参加お待ちしております!
前回までのフラスタから引き続きの方も、今回でご興味を持ってくださった方もぜひお力添えくださると嬉しいです💐
次回のフラスタは、3rdツアー初回2/23・24幕張にてお贈りさせていただいたお花の先のストーリーを描いた、ツアーの最初と最後でつながりをもったものになる予定です໒꒱· ゚
今回も変わらず毎回最高打点を更新してめいいっぱいかわいいももちゃんを描くので、見ていてくださいねっ
参加者の方々が楽しみにしていてくださっていれば幸いです✨
また前回フラスタのラフ等を公開していないので、次回幕張のフラスタのブログで合わせてラフ公開とTrySail3rdツアーを通してのイラストサイドのお話をできたらと考えております❀
【過去フラスタブログURL】
麻倉もも1st⇒http://hikarinn0915.hatenablog.com/entry/2018/11/10/212319
Music Rainbow05⇒http://hikarinn0915.hatenablog.com/entry/2018/12/27/202435
ではまた、幕張千秋楽フラスタで!
おしまい