動画を作るカリンの話《前編》

 


【手描き】『カラフル』麻倉もも

 

早いもので、麻倉ももさんのお誕生日から1ヵ月がたちましたね。

 

 今年のお誕生日は『カラフル』のアニメーション動画を作ったのですが、ありがたいことに たくさんの人に動画を見ていただくことができました。

 こんなに楽しい出会い、ありがとう!ホント!!

 

 さて、そんなこんなで 

 先日ツイッターで「♯自分を作り上げたゲーム4選」というタグが盛り上がっているのを見たこともあり、私の動画作りの原点であるうごメモのことを交えながら

 今回は、3年前からろくに更新していないブログを今頃になって引っ張り出してきて、ここまでに至った経緯や動画制作を経て、自身の気持ちを言語化していつでも思い出せるように大切にしまっておきたかったのが今回筆を執ることとなった発端です。

 

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 【はじめに】

 このブログでは麻倉ももさんについて重点を置いて記述しているわけではなく、また動画作りのhowtoを記しているわけでもありません。

1人のしがない学生が動画作製をするまでくすぶっていた、これまでとこれからのおはなしになります。 

(DSi版うごくメモ帳についての話が出てきますのでご注意。)

 

 

 

 ✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー

 

《序章》2013年5月末日『私のうごメモがしんだ』

 

「は・・・?嘘やろ。 この話、5年前までさかのぼるん??」

…と、思った人も多いだろうが 私が動画制作をするうえで切り離せないのがこの衝撃的かつ終末がやってきたかのような絶望的な出来事なのである。

 

 

 ところで このブログを見ている方々は、「うごくメモ帳」。通称「うごメモ」をご存知だろうか?

 

 うごくメモ帳というのは、DSiにて無料で配信されていたアプリで、DSとタッチペンを駆使して絵を描き、パラパラマンガの要領で動かすことで下の動画のようなメモ(動画)が作れたのだ。

 


イーガービリーバー【限定公開】 

(本家様→http://nico.ms/sm10446457制作:カリン*、2012年)

 

 このうごメモのすごいところは、そのメモを「うごめもはてな」というブラウザを通して全世界の人のメモを見ることが出来、自分もメモを投稿すれば多くの人に見てもらい評価し合ったり、コメントでコミュニケーションをとったり出来るツールであったのだ。

(実際にこれはうごメモで知り合ったネット友達の誕生日を祝う名目のもので、当たり前にみんな祝いメモを制作していた。)

 

 

 はい、ここまでの前置きすべてが過去形。

 察しのよい方とうごメモ民なら分かると思うが…

 うごメモは2013年5月末日をもって、サイトごと抹消する形で全てのメモを消去しサービス終了をしたのだ。

 

>>>>>>うごメモ突然の死<<<<<<<

 

 いやー虚無だよね。ポクポク チーン…って

 今となっては、うごメモ然りこえ部然り、黒歴史を丸ごとネットの海から葬り去ってくれたことに関して運営様に感謝しかないんだけど、その時は泣くくらい悲しかった。

 

 余談にはなるけど、実際くりむ(リア友)と一緒に泣いたと思う。

 

 くりむもわたしも相当うごメモをやりこんでいて、学校から帰るとDSのポケモンソフトでボイチャしながら、延々DSiでうごメモをしたり、お泊まり会を開けば2人で合作メモを夜通しつくったりして遊んでいたような 『自家用車でしか移動は困難かつ遊ぶところがないから家!』な目も当てられない典型田舎キッズだった。

 

 

 これはね キッズの戯言と思って聞いてほしいんだけど、初音ミクというコンテンツに出会ったのもうごメモという場所で

メモをアップしたら毎回人気ランキングに入ることが出来て、たくさん評価もらえて、お友達も出来て…絵を描くことも、ネットの人と関われるのも楽しくて楽しくて

 

テスト期間に入るたびマミーに「近くにあったらうごメモをやってしまうので、預かってほしい。」とDSiを囚われの姫にして、学年1位とるぞ!って士気を高めるくらいには、私にとっての世界はうごメモで、その世界が全てだった。

 

 

 こんな怒涛の展開で、うごメモが幕を閉じても 

 それでも絵を描くことをやめられなかった私は、その年のお年玉でペンタブを買い、ツイッターを始めデジタル絵を始めることとなったわけなのです。

 

序章、ちゃんちゃん♪

 

✂︎ーーーーーキリトリーーーーーー

 

《第一章》2013年~2017年『ペンタブが私を殺す』

 

 DSi版うごメモがお亡くなりになった後、実は3DS版でリニューアルして遊べるようにもなったのだが、(現在はサービス終了している)、いろいろと諸事情によりただ1つだけメモを投稿した後は、私は2度と触ることはなかった。

 

  そんなうごメモを失った私はここからペンタブを扱い始めるわけだが、今でこそまだ一応見られるようなイラストを描くが、デジタル絵に慣れるまでに本当に人より膨大な時間がかかったように感じる。

 

 昔の私は今より完璧主義思想を強く抱いていたために、『これからも動画を作っていきたいけど、まずはペンタブで絵を描けるようになってからしよう!』って考えていたんですよ。

 

 

 カリンちゃんおそろしいなーーーー

 クレしんのしんちゃんだって「やりたいことやれば?だって毎日がお稽古。」って言ってて

 しゅごキャラの亜夢ちゃんだって「やりたいようにやればいいじゃん? 1つだけじゃつまんない!」って言ってくれてるのに何も心に響いてなくて、心底呆れる。

 

そんな私が 失敗を恐れて、階段のようにステップアップしていくよりも、多少成長が遅くとも両方一気に進めていくほうが生産性のあることだと知るのは、まだまだ先のお話で…。

 

 

 一章の話はペンタブでのデジタル絵のお話。

 

 うごメモからデジタル始めるなら板タブじゃなく、液タブのほうがいいのでは??って思いません??

 

 そうなんですよ!私もそう思うんですけど、当時はまだ液タブが出てきたころで素人で使ってる人はあまりいなくて、30万とかそれ以上してたんしゃないかな。スマホ持ってる人がちらほら出てきたぐらいの時だし、おぼろげ。

 

 なので、wacomの板タブとイラストスタジオ(後のクリップスタジオ)で描きはじめた私ですが、私の絵を長年見てくださっている方なら感じているはず恐ろしい話。ほぼほぼ絵柄がかわっていないんですね…。

 

 じゃあ慣れるまで何につまづいたのかというと、最大の課題は『色』。

 

 うごメモは2色しか使えないし アナログは色鉛筆マンだったことで、今まで限られた色の中でしか絵を描いてこなかったことが、無限に色が存在するデジタル絵では仇となるの巻。

 

 そんな私がペンタブで初めて描いた絵がこちら。

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 と

 最初はだれでもへた。だれでもへた。

 

 正直色なんて感覚の域だし、流行り廃れも好みも存在する。

 でも法則もきちんとある。まだまだ私も勉強中の身であるにせよ、扱い方さえ分かれば、自分のカラーパレットを作って色を安定させていける。

 

 最近は、配色アイディアや色辞典なんかの本も出ているし、色彩検定受けて勉強するのも価値があるから転がってるもの拾い残さず拾っていきたいよね。

 

 こう書いていると 簡単そうに聞こえるようだし、実際なんだこんなことかって自分でも思うが、私は配色に加えてレイヤーの効果やら photoshop,イラレなんかをある程度理解して触れるこの段階まで来るのに うごメモを止めてから2年もかかっていた。

 

 また、それと同時に『動画を作りたい』という気持ちが挫折感から薄れ、その方向とは違う 学校で学んでいるデザインや商品企画、音楽制作へとのめりこんでいくのだった。

 

しかし、そんなある日 あることをきっかけに動画制作を試みることとなるのです。

 

一章、ちゃんちゃん♪

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>次回から、やっと最近の話。 後編へ続く